小説、高野和明『幽霊人命救助隊』文春文庫

http://readreview.blog.ocn.ne.jp/book1/2011/08/post_6de3.html

この本を読みながら思ったのは、『灰羽連盟』だなあ、ということでした。幽霊4人がやっていることは、人助けなのですが、そこで行われているのは、自殺してしまった自分自身の命と向き合うことであり、実際には死ななくても良かったということの確認でもあります。