三年ぶりくらいに通して全部観てみました

http://rpm-galaxy.blog.so-net.ne.jp/2010-12-15

灰羽が新しく生まれ落ちた世界で抱える不安や寂しさ等の感情と、その向き合い方というのは普遍的なテーマ性を感じます。そこに重要なメタファーとして繋がりを想像させる世界観や幾つかの軸となるキーワードが奥深さを与えていて、心情の温かさも沈む冷たさもとても自然に表現されているアニメ作品というのは稀有な気がします。
簡単なようでいて難しく感じてしまうこと。整理がつかず心が絡まったりする中でも大切なもの。そういった色んな想いを受け止めて、優しく包み込むような愛情に溢れている物語だなあと、改めて強く思いました。