私の中では、それがパーンと最後はじけた感じになっている

http://www.accessup.org/janime/7_Haibane_20Renmei/2010-09-15T02_00_18.html

後半は良く覚えている。礫と言う名前にそんな意味があったなんてと名前にかなり感心してしまった。
前半楽しかった人には後半つらいかもしれない。後半だけ楽しかった人には前半退屈かもしれない。
しかし、私はお話だけじゃなくて、この世界に流れる雰囲気や空気が好きだった。
外はあるんだけど、出られない。私はそれを外が無い世界と受け取ってしまった。
生まれたところが歩いてすべて行ける世界だったらどう思うだろうか?
正直少し気持ちが悪い。
でもこの世界は穏かで心地良い雰囲気もある。ここにほんの少しだけ気持ちの悪さ、閉ざされた閉塞感がちょっとだけ混じる。
これがすごく良い。私は、もし今の感覚でここに生まれたら、この気持ち悪さが多分増大してくると思う。
ただ私はあくまで外から見ているので、その気持ち悪さが決して増大する事が無い。これがほんのちょっぴり隠し味になってこの作品の私が感じる個性になっている。