隠された本質を探ると、心を握って捻られるような感覚を覚える

http://maria-alicia.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/825-0af2.html

作品の作りとしては音楽が綺麗で、シンプルな音作りが心に響いてくるデス。 画は独特なタッチで背景や色使いが雰囲気を持っているんですけど、人物が引きの時にデッサンが狂うというかフッと表情が抜けるのがちょと(笑)

短い話の中での内容の濃さというか深さは尋常じゃないですヨ。 ストーリーのテンポも意外と速く、クウの巣立ちからあとは締め付けられるような展開で目が離せないデス。

この作品を受け取れるかどうか、かなり人を選ぶんじゃないかと思うデス。 真正面から受け取って自分と照らし合わせて突き詰めるとかなり心にストレスを受けるかも? 心が弱っている時に観たら、勇気付けられるか、へし折られるか、という劇薬になるかもしれないデス。