軍艦島

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そんな小さな島の中には遊技場や学校、寺院や神社が存在し、一種の箱庭的世界が形成されていました。壁で囲まれた箱庭の世界と聞いて思い浮かぶのが、村上春樹の小説『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』、もしくはアニメ『灰羽連盟』です。
軍艦島には関係ありませんが、そう言った世界には必ず制限が設けられていて、その壁の向こう側に行くことができない。つまり出て行くこともできないという法律のようなものが存在します。そして必ず、そこの登場人物は壁の向こう側へ行くことを希求するのです。