やっぱりいいわ灰羽連盟

http://ameblo.jp/gororiman/entry-10221499981.html

灰羽はレキ(礫)が轢から礫になる話なんだ。もちろんラッカも重要だけど。自分を小さい石ころと思いこんでいた礫。本当は轢という名で引き裂かれたるものという意味だった。前世で列車に身を投げ轢死したのだ。本人もそのことが終盤でわかる。私はここで自分であることをやめたといっている。そして最後の最後でラッカに助けを求める。他者に救いを求めることこそ罪の輪から抜け出す唯一の方法だったのだ。そして轢死という前世の業から救われたのだ。救ったのはラッカだが、ラッカをすくったのは礫だ。礫が石ころではなく、よき灰羽をみちびく踏み石としての礫になったのだ。いや、そうなるように話を再構成したのは話士であるんだけどね。