奥の深い内容にぐいぐい引き込まれた。名作です。

http://saffire.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_cd2e.html

視聴者はラッカ視点で、ラッカが知ること、感じることを通じてその世界を知る。まるで世界から隔離された人々。しかも灰羽は記憶を失った形で突然その世界に繭から生まれおち、存在理由がより不可思議だから精神的にも不安定。それぞれが自問自答して日々を暮す。

でもそれは灰羽に限ったことではなくて、私達だれもが迷い込む迷路。それを明白にみせるための舞台設定。芝居でいうと野田演劇くらいの重厚感がありながらも難しすぎない。名台詞が多すぎ、そして今の自分にもあてはまることがありすぎて、うまく反芻できてない部分もある。もう一度観よう。

真の主役はレキですね。次みるときはレキ目線でしか観られないと思う。