第1話だけ

http://d.hatena.ne.jp/kutabireta/20070927

つまり物語内に流れる静かで落ちついた雰囲気をあまり乱さないように描かれているのだ。この雰囲気とラッカが繭を破って床一面の液体とともに、驚き惑うような姿はあまりにかけ離れているといっていいだろう。AIRを見ていて思ったのだが、アニメには物語のテンポや場の雰囲気とかけ離れた場合、単純化して平板に描きわざと目立つようにして、距離を置くことで均衡を保とうとするようなところがある。本作の場合は省いて雰囲気に合うところまで時間を進める手法のようだ。